頭痛は1次性頭痛と2次性頭痛に分けられます。
1次性頭痛は辛いものの命が脅かされることはほぼありません。
2次性頭痛は命にかかわる病気が原因になります。
いつもの痛みとは違ったり、頻度と程度が増していく頭痛の場合、2次性頭痛である可能性が高いです。
すぐに脳神経外科を受診しましょう。
2次性頭痛の中で、最も危険と言われているのがくも膜下出血です。
耐え難い激しい頭痛に襲われるのが特徴で、嘔吐してしまうこともあります。
くも膜下出血は脳動脈瘤から大出血を起こす少し前に、軽い出血を起こすことが多いです。
頭痛も軽いので、片頭痛と思い込んで放置してしまう人も少なくありません。
片頭痛の場合は2日程度で治まることがほとんどで、血圧は低い傾向にあります。
頭痛が1週間以上続いて血圧も高い場合は、脳動脈瘤の小出血を疑いましょう。
脳神経外科でCTやMRIを撮ってもらうことです。
また、定期的に脳ドックを受けることも考えましょう。